今回は浴室は全体的にカビの繁殖がかなり進行している状態でした。壁、
天井、床、洗い場周辺と、特に酷かったのはドアとドア下部にこびりつい
た結晶化した汚れとカビのコンビネーションです。鏡はほとんど鏡の役割
をしていない状態で、カランは石鹸カスとカルキ汚れで輝きを失い、浴槽
の側面は石鹸カスで本来のツヤがあせてしまっています。というわけで今
回の汚れは強者揃いなので、長丁場が予想されます。ので、先ず始めにカ
ビ取り剤を塗布し、強者汚れ第一弾、鏡のウロコ汚れ除去から始めること
に。その前にプロ魂に着火^^
ほとんど何も写っていない鏡です。シャワーヘッドもカルキ汚れや皮脂汚
れなどが付着してしまっています。鏡の下の方は少し汚れが薄いですが、
おそらくご依頼主様のご家族の抵抗の跡かと思われます^^鏡を鏡として
使っていただくために、この後いつものようにに専用洗浄剤と専用資機材
で生まれ変わりますが、やはり今回は手強く、いつもの作業を2度ほど繰り
返しました。やっぱり今日は長丁場の予感^^
というわけで、鏡になりました^^きちんと反対側の壁と浴槽を写しだし
ています。鏡の汚れの正体は主に石鹸カスとカルキ汚れですが、石鹸カス
汚れはさほど労せず落とせますが、カルキ汚れは厄介です。綺麗になった
と思っても鏡の表面が乾燥すると浮き上がってくるカルキ汚れは汚れがし
つこい分、磨きもしつこくやらないと落ちきりません。できるだけご依頼
主様の期待にお応えしたいので、作業時間に糸目はつけません^^
今回の一番の難関となったドアとその周辺。すでに汚れが石化
してしまい、擦り洗いではお手上げ状態なので、酸性洗浄剤を
塗布しては、少しずつ削るという作業を繰り返します。気の遠
くなる作業ですが、この汚れにお悩みのご依頼主様は多く、気
づいた時にはもうお手上げ、という方が多いようです。構造上
折りたたみ式のドアは石化汚れが付きやすいようです。
状態だったので、予想以上に時間を費やしてしまいましたが
すっかり綺麗になりました^^これだけでも雰囲気がガラリ
と変わります。リフレッシュする場所の入り口ですので、や
っぱり綺麗が一番ですが、注意しないと最も汚れの進行が気
づきにくい場所の1つです。
というわけで、トータル7時間オーバーの末、綺麗に生まれ変わりました!
壁のくすみはなくなり、鏡もカランも輝きを取り戻し、床もバスタブの
汚れも綺麗になりました^^洗い場の台に落とせなかったしみはありま
すが、プラスチックに沈着してしまった、サビの跡と思われます。時間
が経ってしまうと、落ちなくなってしまうこともありますので、お早目
のご対応を!ともあれ、仕上がりをご覧になったご家族の皆様は口々に
『全然っ違う!』とか『こんなに綺麗になるんだ!!』と数々の嬉しい
感動のお言葉を!!今年最長7時間オーバーの疲れも吹っ飛びました^^